父とわたしのコーヒータイム。いつの頃からか、コーヒーが好きです。 きっかけは、父がコーヒー好きでコーヒーメーカーでコーヒーをよく飲んでいたからだと思うのですけれども。 子どもながらに、香ばしい匂いと初めて見る珈琲の、なんとなく大人な世界に好奇心とキラキラとした憧れが湧いて来たことを覚えています。 忙しく働いて、仕事一筋だった父も今や83歳となりました。 一昨年、建築関係の仕事を引退して、最近はのんびり過ごしながら母と旅行や麻雀などに行って楽しんでいるようです。 「一緒に楽しめるものがある」 誰と何を楽しむのかって、人生を豊かにする上でとても大切なことだなぁ、と思います。 人との出会いは奇跡のような確率だそうですが、この人と何をどう楽しめるかって考えると、一緒に過ごす時間もより楽しく幸せになるような気がしませんか? 人によって人生の中で大切にしたい価値観はそれぞれ、人の数だけ無数にあると思うのですが、私は「楽しい」ということが自分が幸せであることの超!重要なエッセンスとなっているようです。 暮らしの中でいかに「楽しい」を感じられるか。 自分を楽しませられるか。 最近はそんなことを考えたりしています。 「食べる」「寝る」「お風呂に入る」「部屋を飾る」「通勤する」「ペットと過ごす」「仕事をする」etc,etc... 。 どんなことが好きで、自分を喜ばせてあげる、ということにあらためて向き合ってみると、「ねばならない」が基準だった生き方からのシフトチェンジにもなりますね。 誕生日プレゼントで父に珈琲を手渡しできる時間も限りあるもの、と実感するようにもなってきました。 「コーヒーできてるよ」 「わぁ、ありがとう」 小さな会話も大切に味わって楽しんでいきたいと思います。 |